投資について考える

投資とは、利益を得る目的で、資金を証券・事業などに投下することで、ある一定の「お金が儲かるしくみ」の一部もしくは全部を購入することという意味で、つまりはリスクを前提にして、相応の見返りを期待して何かに金銭を投じる行為のことを差します。 そして株式投資とは株式(株券)を売リ買いして、権利を委譲させることで、経済的利益を得ようとすることであり、 株式は、会社が事業を行うにあたって、必要な資金を得るために発行するものとなり、資金を出した人がその株式を受け取り、株主となります。

株主はその会社の利益から生まれる配当金を受け取ることができ、経営に参加できますが、株式を投資の対象としている株主は、株価の変動を判断して、持ち株を売リ買いし、利益を得ることが出来ます。 利益を目的とした株式投資ではありますが、前述したようにリスクは存在し、そして株式投資で常勝するということは稀であるとも言えます。

ですから、株式投資を始めるにはこのリスクと向き合うという姿勢が大事でもあり、そしてリスクと向き合う以上は株式投資のことについてある程度の知識は必要になってくると思います。

要するに株投資にはメリットとして購入した株式の値上がりによる売買益が期待できるキャピタル・ゲイン(値上がり益)や会社が得た利益を株主に還元するために行うインカム・ゲイン(配当)、株式分割後、1株当たりの配当が据え置かれれば、株主にとって実質的な増配となる株式分割、安定株主作りや株主への利益還元策の株主優待制度などがあり、逆に株式投資には会社が倒産してしまうかもしれないというリスク(信用リスク/デフォルトリスク)と、株式が買った値段よりも値下がりしてしまうかもしれないというリスク(価格変動リスク)が伴うということを認識する必要があるということです。